こんた
もうすぐ七夕ですね。晴れといいな…。
七夕と言えば忘れてはいけない織姫と彦星。
- 2人の関係は?実は夫婦です
- 夫婦なのになぜ、一年に一日しか会えないの?
- そういえば、何の仕事してるんやろう?
など、物語を紹介します。
七夕物語
働き者の織姫と彦星の出会い、そして離れ離れに暮らすことになった理由は、ラブラブしすぎて…。
愛おしい人と再会できるのは、年に一度の七夕の日。
ちょっと切ないような、でも、自業自得のようなそんな二人の物語。
織姫と彦星夫婦の仕事は?
夜空にキラキラと輝く天の川。
そのすぐそばに、天の神さまがすんでいました。
天の神様には、一人娘がいました。名前を織姫といいます。
織姫は、機織りおして神様達の服を作る仕事をしていました。
織姫が織る布は五色に光輝き、とても美しく季節ごとに色とりどりとかわる素晴らしい布でした。
天の神様の自慢の娘でしたが、年頃になっても織姫は、自分の身なりを気にすることなく布を織り続けていました。
神様は、「人のためにばかり布を織るなんて可哀想じゃの。誰か良いお婿さんはいてないものかの…」
と、織姫のために婿探しをはじめたのです。
「なかなか、いい相手がみつからないな」と、そんなある日のこと
天の川のほとりを神様が、歩いていると神様の牛の世話をしている彦星のいう名の青年と出会いました。
彦星は、牛の世話以外にも畑仕事など働き者の好青年でした。
働き者の彦星。
とてもやさしくて美しい娘・織姫。
二人はお互い一目見ただけで、恋におちました。
そして、二人はすぐに結婚。楽しい生活を送り始めたのです。
でも、二人の仲が良すぎて困ったことになりました。
織姫も彦星も仕事をせずに遊んでばかりいるので、天の神様にみんなが文句をいいはじめました。
「織姫様が、機織りをしないのでみんなの服がボロボロです。」
「彦星が牛の世話をしないので牛が病気になりました。それに畑も荒れ放題です。」
天の神様は二人に働くように何度も言いましたが、二人はいっこうに仕事をしようとしませんでした。
そして、とうとう天の神様は怒って二人にいいました。
なぜ?別居生活してるの
「二人一緒にいることをこれ以上認めるわけにはいかない!」
仕事もしないで遊んでいる二人に、怒った神様は無理やり二人を引き離しました。
「天の川の、西と東に別れて暮らすがよい!」そう言って、
織姫を天の川の西へ、彦星は天の川の東へと…。
川を挟んで離れ離れになった二人は、広い天の川の向こうにいるお互いの姿も見れませんでした。
「彦星様に会いたい…。」と、毎日泣いている暮らす織姫。泣いてばかりでいっこうに機織りをしませんでした。
同じく彦星も織姫と会えない寂しさから、家に閉じこもってでてきません。その間に畑はさらに荒れ果て牛の病気は酷くなるばかりでした。
見かねた神様は
一年に一度しか会えないのはなぜ?
天の神様は、「そんなに、会いたいのなら昔のように真面目に働きなさい。」二人にいいました。
そして、一年に一度だけ、7月7日の夜だけあう事を許しました。
二人は、昔のように真面目に働きました。
一年に一度会う事を楽しみに頑張りはじめました。
織姫の織った布は前にまして綺麗な布でみんな大喜びし、
彦星も牛の世話や畑仕事にせいをだしました。
7月7日に、一年に一度会えることだけを楽しみにして。
そして、待ちに待った7月7日の夜。織姫が天の川を渡り彦星に会いにいくのです。
しかし、雨が降ると川が増水し渡れなくなります。そんな時どこからかカササギという鳥が群れをなして飛んできたのです。
カササギは羽を広げて連なり橋を作ってくれました。織姫はその橋を渡り彦星に会うことが出来ました。
まとめ
今回のまとめ、織姫と彦星は夫婦。
仕事もせずに遊んでばかりいるために、引き離されてしまう。
一年に一度会う事をゆるされるが、真面目に働くことが条件。
物語をまとめるとこんな感じですね(>_<)
真面目に働いてる娘を思ってお婿さん探してなかのいい夫婦になったところまでは良かったんですけどね。
七夕の夜。二人はが無事会えるといいですね。
今回は、この辺でありがとうございました。